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2026年2月
  • 葬儀のお手伝いを頼まれた親族の心得

    知識

    親族として葬儀に参列する中で、遺族から受付や会計、接待などのお手伝いを頼まれることがあります。これは、あなたが信頼されている証であり、非常に光栄な役割です。悲しみにくれる遺族に代わって、葬儀が円滑に進むようにサポートするためには、それぞれの役割に応じた持ち物を事前に準備しておくことが、頼まれた側の心得と言えます。まず、最も頼まれることが多い「受付係」の場合です。芳名帳への記帳をお願いするための筆記用具は必須です。筆ペンやサインペンを数本用意しておくと良いでしょう。弔問客からいただいた香典を一時的に管理するため、大きめのバッグや、整理するためのクリップ、輪ゴムなどがあると便利です。また、いただいた名刺を整理するための名刺入れも役立ちます。「会計係」を兼務する場合は、現金を正確に数えるための計算機が不可欠です。香典袋から出した現金を一時的に入れるための封筒や、誰からいくらいただいたかを記録するためのノートや帳面も準備しましょう。高額な現金を扱う責任ある役割なので、管理には細心の注意が必要です。次に、通夜振る舞いや食事の席で「接待係」を任された場合です。喪服を汚さないように、また動きやすいように、黒や紺といった地味な色の無地のエプロンを持参すると非常に重宝します。弔問客にお茶を出す際など、清潔なハンカチも複数枚あると安心です。長時間立ち仕事になることが多いため、女性であればヒールの低い、足が疲れにくい靴に履き替える準備をしておくと良いかもしれません。これらの物理的な持ち物に加え、お手伝いをする上で最も大切な持ち物は「冷静さ」と「丁寧な言葉遣い」です。あなたは遺族の代理として弔問客に接するということを常に意識し、どのような状況でも落ち着いて、丁寧に対応することを心掛けましょう。その誠実な姿勢が、葬儀全体の品格を高め、遺族の大きな助けとなるのです。